イラク:アメリカとの第二回戦略対話に向けて準備を進める(2)
2020年06月18日付 al-Quds al-Arabi 紙


■イラクはアメリカとの第二回戦略対話に向けて準備を進める(2)

【バグダード:本紙】

同氏はまた、「二国家間の安全保障および軍事協力に関する合同専門委員会が存在し、そこでは一般的に外国部隊、特にアメリカ部隊のイラクへの必要性を調査している」と言及した。

同氏は続けて以下のように述べた。「共同声明は、国際機関や国際社会においてアメリカがイラクを支援し、さらに中東地域におけるアメリカの同盟国や湾岸諸国に対してイラクを支援するよう呼びかけることでイラク支援を行うことを確認した」。

こうしたことはイラク国民議会のハサン・カアビー第一副議長が最近、会議を開いた際のことである。その会議は、イラク・アメリカ間の対話の詳細を議論し、対話内で代表団が依拠したステップや原則を知るためのものだった。

議会第一副議長の広報室は声明の中で、「カアビー第一副議長は数日前に始まったイラク・アメリカ間の対話の詳細を議論し、代表団が依拠した安全保障面、経済面などに関するステップや原則を知るため、多くの議会委員会の委員長や代表者らとの会議を開いた」と言及した。

声明はさらに、この会議が「アブドゥルカリーム・ハーシム・ムスタファー上級外務次官の指揮する対アメリカ政府交渉団を招聘し、ムハンマド・ハージ・ハムード氏や他の多くの代表団の人々が出席した会議の中で開かれた。そこで参加者らは政府代表団団長とそのメンバーから2020年6月11日に始まった戦略対話の中で取り上げられた交渉や諸問題の細部について詳細な説明を聞いた」と付け加えた。


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( 翻訳者:本多香奈 )
( 記事ID:49403 )