レバノン:外務省がヒズブッラーに関する声明を発表した米国大使を召喚
2020年06月28日付 al-Quds al-Arabi 紙
■レバノン外務省がヒズブッラーに関する声明を発表した米国大使を召喚
【ベイルート:アナトリア通信】
レバノン外務省は日曜日、ドロシー・シアー駐レバノン米国大使が「ヒズブッラー」に関して行った直近の声明に抗議するため、同氏を召還した。
シアー氏は金曜日、「数十億ドルはレバノン政府の財源ではなく、ヒズブッラーの国家へと渡った」と述べていた。またヒズブッラーに関する深刻な懸念を表明しつつ、これが「レバノン国家内に(独自)国家を打ち立てた」と述べた。
レバノン国営通信は、同国のナースィフ・ハタイ外相が、シアー氏によるこうした発言を背景に同氏を召還したと報じた。
スール(レバノン南部)のムハンマド・マーズィフ緊急問題担当裁判官は土曜日、国内のあらゆるメディアが米国大使であるシアー氏と面会すること、および同氏に関連する声明・発言を報道することを禁じる判決を出した。
(後略)
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( 翻訳者:木戸 皓平 )
( 記事ID:49422 )