社会保険付き雇用者に、コロナの打撃
2020年07月06日付 Cumhuriyet 紙
トルコ経済政策調査基金は、社会保障機構とトルコ労働協会のデータから算出して、雇用における2020年4月と2019年4月のデータを比較した。明らかになった結果によると、社会保険加入の雇用者は37万9千人減少した一方、失業保険の申請数は16万7千件増加した。
社会保険加入の雇用者数は、67県で減少した。調査によって明らかになった結果は次の通り。
・社会保険加入の雇用者数が最も大きな減少を示した業界は15万人の減少で建設業界であった。
・建設業界を、13万人減少で建物環境整備業、11万7千人減少で宿泊業、5万人減少で外装業者、4万8千人の減少で飲食業界が続いている。
・社会保険加入の雇用者数について、ここ1年間で最も減少した県は、11万3千人でアンタルヤ県であった。これに、5万2千人でイスタンブル県、3万9千人でアンカラ県、3万6千人でムーラ県、2万2千人でイズミル県と続く。
・失業保険を申請中の件数について、ここ1年間で、最も増加したのは4万7千件でイスタンブル県だった。
■小売業者によると、状況は悪くなっている
トルコ経済政策調査基金が小売物価統計調査を発表した。小売業者は、正常化が始まった5月の希望を保ち続けられなかった。2020年6月は、前月比4.3ポイント、前年同期比9.7ポイントの減少だった。アンケートでは、小売業者の75%が、ここ三ヶ月で仕事は減少し、38%は今後三ヶ月は悪化すると予想している。
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( 翻訳者:新井慧 )
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