セムナーン イランの「子どもにやさしいまち」のモデル都市に
2020年06月27日付 Hamshahri 紙
セムナーン市建築都市計画担当副市長は、内務省子どもにやさしいまち国内調整委員会の会議に続き、セムナーン市がこの分野でのモデル都市のひとつとして選ばれたと発表した。
【ハムシャフリー電子版】IRNA(イスラーム共和国通信)によると、マルヤム・モータメディー副市長はティール月(イラン暦4月)7日[西暦6月27日]土曜日、内務省子どもにやさしいまち国内調整委員会の会議に続き、イラン国内で子どもにやさしいまちづくり国際事業を実施するための内務省と国連国際児童緊急基金(ユニセフ)の共同協力の枠組みの中、実施された評価に基づきセムナーン市は子どもにやさしいまちのモデル都市の一つに選ばれたと述べた。
彼女はセムナーン市がほかの11の都市[※訳注]と共に子どもにやさしいまちのモデル都市として選出されたことに関し、全国45都市がこの事業に申請し、それらの都市の評価結果が査定された後、セムナーン市が選出された旨を述べた。
モータメディー副市長は、さらに以下のように述べた。文化、社会、開発と18歳未満の子ども向け特別サービスの分野で80以上のプログラムが1398年に実施され、市役所の各部局がこのプログラムの実施のために充分に協力し、子ども問題に携わっている市役所外の部署もこれらの分野で適切な役割を果たした。
セムナーン市建築都市計画担当副市長は、以下のように指摘した。「セイエド・モハンマド・ナーゼム・ラザヴィーセムナーン市長は、子ども問題に携わっている全機関の協同とコロナ後に子どもたちが楽しみを得ることを目的とした企画立案の必要性に特に重点を置いている。」
彼女はセムナーン市役所による子どもたちのための娯楽と文化の基盤提供の取り組みを指摘し、続けて述べた。「カーレンという名前の、子どもの遊びに特化した施設が利用できるようになっており、楽しい環境の中で社会教育と市民教育を子どもたちに提供するだろう。」
モータメディー副市長は以下のように指摘した。「イラン初の子ども向けスマートパーク『魔法の国』は知的複合施設であり、携帯電話のソフトウェア基盤を使って、自然、天文学、礼拝の概念、その他市民権の問題などの様々な分野の教育を子どもに提供するだろう。」
彼女は続けて、「子どもたちとその家族は、すぐにでもサミーナー巨大遊園地を利用できるようになる。文化、娯楽、健康、市民権及びその他子どもたちのニーズに関連した問題について子ども向けの様々なプログラムを提供する、子どもたちのためのシステムはお披露目の準備が整っている。」と語った。
セムナーン市建築都市計画担当副市長は次のような説明を加えた。「セムナーン市のラジオ放送局ラジオシャフルで子ども向けのチャンネルが始まり、子ども向けのブックカフェや動物博物館の設立、市内の公園にあるすべての運動器具と遊具の標準化の計画が策定されている。」
イランでは、12の都市が子どもにやさしいまちとして選ばれている。
※訳注:バンダレ・アッバース、エヴァズ、ゴルガーン、ハマダーン、ケルマーン、マシュハド、ラシュト、シーラーズ、タブリーズ、テヘラン、ヤズドの11都市。
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( 翻訳者:NA )
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