黒海ヘーゼルナッツ・関連製品輸出団体(KFMİB)は、2020年のヘーゼルナッツの収穫量が670,285トンとなったことを公表した。
KFMİB事務総局は、ヘーゼルナッツの収穫量を算出するため、毎年団体により2月に芽の数、5月には芽から枝になった数、そして7月には枝と枝についている安定した実の数の調査と、3ステップの調査が行われていることを発表した。
調査は専門農業技師により、ヘーゼルナッツを栽培している13県87郡の408の農園で1,378の枝を数えて行われたという。その中で、「特にパンデミックの期間は、生産者が例年に比べて農園をより良く手入れすることができ、十分な肥料が与えられ、害虫駆除が行われた農園では良い結果が得られたようだ。このため、5月〜7月の期間の不良品はこれまでの予想よりも低くなり、満足している。
東黒海地方では461,440トン、西黒海地方では208,845トンが生産され、トルコ全体の2020年の収穫量は670,285トンとなった」と伝えられた。
2019年の大収穫に続いて、良い収穫量が再び確認されるということが伝えられた発表において、「これはヘーゼルナッツ生産者の大きな成功だ。2019年生産の相当量の繰り越し分が、今回の生産量に今後加算される。我が国とセクターの全ての関係者に実り多きシーズンを祈る」と述べられた。
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( 翻訳者:瀬戸慈弘 )
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