エジプト:新列車の運賃値上げ
2020年07月29日付 al-Quds al-Arabi 紙
■エジプトで新列車の運賃値上げ
【カイロ:本紙】
エジプトのカーミル・ワジール運輸大臣は昨日水曜日、犠牲祭前日の今日から運行を開始する新列車の運賃の値上げを発表した。しかし、(対象となる)全ての列車と路線の値上げの詳細は明らかにしなかった。
そのうえで、木曜日の始発からいくつかの路線で新列車の運賃のみの変更が確定しており、例えば、カイロ・アレキサンドリア間の列車の一等車は100ポンドが125ポンドに、エアコン付き二等車は70ポンドから100ポンドに改定されると説明した。
さらに、この改定は最近当局に導入された新列車だけに適応され、残りの列車の運賃は据え置かれることも明らかにした。
そして「当局は非常に高額な運営費を負担しており、新しい価格設定で900列車の運賃が改定されたとしても、運営費の70%程度しかカバーできないだろう」と続けた。
そして、鉄道当局は国に対し1110億ポンドの負債があり、給与の支払いのために新たに当座貸越しで中央銀行の融資を受けたことにも言及した。
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( 翻訳者:村田光 )
( 記事ID:49662 )