犠牲獣、販売不振で値下がり
2020年08月01日付 Yeni Safak 紙
エスキシェヒルの畜産市では新型コロナウィルスの影響により畜産家たちが買い手が見つけられず、値下げを余儀なくされた。1300TLだった小型の犠牲獣は犠牲祭の2日目には900TLから販売されはじめた。
犠牲獣市で小型の家畜を販売するユスフ・デリジさんは「病気のせいか、でなければ国民に金がないからか?今年はこんな様子だ。私は家畜を1000TLで買ったが、1000TLで売る。家畜78頭のうち6頭余った。販売はあったが、去年のようではない。値段が下がったのだ。なぜこうなったか私たちはわからない。」と話した。
エスキシェヒルーサルジャカヤ間道路に建てられた畜産市は感染爆発の過程のため静まりかえっている。およそ10日間開かれる市で畜産家たちは買い手を見つけるのに難航した。大型畜産の生産者たちは売れなかった犠牲獣たちをトラックに載せて放牧場を空けた一方で、小型の畜産の販売者たちは犠牲祭の2日目には値段が下がったにもかかわらず買い手が見つからないと語った。
犠牲獣市で小型の畜産を販売するユスフ・デリジさんは今年は犠牲獣について大損害を受けたと述べ、以下のように話した。
「病気のせいか、でなければ国民に金がないからか?今年はこんな様子だ。私は家畜を1000TLで買ったが、1000TLで売る。家畜78頭のうち6頭余った。販売はあったが、去年のようではない。値段が下がった。なぜこうなったか私たちはわからない。コロナウイルスは影響しなかった。それとは関係ない。コロナウィルスは小売商、食料品店、レストラン経営者に影響し、彼らは働けなかった。また国民が市にきて、少しながら買っていった。」
畜産家のジェンギズ・オズジャンさんは犠牲獣は原価金額で売らなければならなかったと話した。オズジャンさんは去年は犠牲祭前日にさえ犠牲獣は残っていなかったと述べ、以下のように明かした。
「今年は人々が肉の価格で家畜を購入した。神よ我々に幸運をお与えください。4日間ここで降りかかった不幸を神も私も知っている。いまだ人々は300、500、700TLで家畜を買うことを考えている。子羊は2000TLであり、そこで素晴らしい商品を1000TLで売ることはできない。私は4日間ここにいるが、犠牲祭はつらいものになった。」
◼︎値引きで900TLで犠牲獣を購入
犠牲祭のためにブルサからエスキシェヒルを訪れたムスタファ・チュクルさんは1300TLの小型の犠牲獣を値引きして900TLで購入した。チュクルさんは犠牲獣の購入を2日目まで伸ばさざるを得ないと話し、「私たちはブルサから来た。ここで売買する運命のようだ。神が赦すなら今日屠殺する予定だ。」と話した。
エスキシェヒルの犠牲獣市では大型家畜は5000TL〜20000TL、小型家畜は1000〜2500TLで売りに出された。しかし犠牲祭の2日目には、特に小型の犠牲獣は900TLまで値下がりした。
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( 翻訳者:伊藤梓子 )
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