ベキル・パクデミルリ農業森林大臣は、生産者のもとに売れ残った犠牲獣の肉および乳を買い上げると発表した。
ベキル・パクデミルリ農業森林大臣は、「今年も犠牲獣を売ることができない生産者を苦しませない。市場で売れなかった家畜はすべて、希望するなら、本省の食肉乳製品機関(ESK)が買い上げる」と述べた。
パクデミルリ大臣は文書発表にて、今年の犠牲祭では牛120万頭、羊360万頭が犠牲に屠されたと述べた。また今年も犠牲獣を売ることができなかった生産者を苦しませないとし、以下のように発表した。
「生産者の希望に応じて、市場で売れなかった犠牲獣はすべて食肉乳製品機関(ESK)が買い上げる。実際の測定体重から廃棄損失分8パーセントを差し引いた重量が400キログラム以上で、かつ肥育状態もよい雄牛の屠前購入単価は19リラ(約280円)/キロ、廃棄損失分8パーセントを差し引いた重量が320〜399キログラムで、かつ高肥育状態の雄牛の屠前購入単価は18リラ(約264円)/キロとなる。二、三級の規格外の犠牲牛は生きた状態では扱われず、IHCが現在の相場水準と価格に基づいて購入する」
■詳細は今後発表
一方、羊・ヤギに関しては廃棄分を考慮せず、子羊なら1キロあたり17リラ(約250円)以上で買い上げられると述べたパクデミルリ大臣は、「成体のヒツジは実体重でキロ当たり15リラ(約220円)、ヤギは実体重でキロ当たり13リラ(約191円)以上で購入される」と述べた。
また、パクデミルリ大臣は、購入価格や価値等の詳細は、本日ESKから発表される予定だと述べ、「売れ残った犠牲獣を屠殺す場合は、各県の農業局によって割り当てられた家畜市場の獣医師の送付状を見せなければならない」と付け加えた。
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( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:49675 )