アルジェリア:投獄中の実業家がトランプ氏顧問を1000万ドルで雇用
2020年07月30日付 al-Quds al-Arabi 紙


■米ウェブサイト:投獄されたアルジェリア人実業家が1000万ドルを報酬としてトランプに近いサービス に助けを求める!

【ロンドン:本紙】

アメリカのウェブサイトは投獄中のアルジェリア人実業家アリー・ハッダード氏が、近しい人物に助けを求め、1000万ドルを報酬としてドナルド・トランプ大統領の顧問 を雇ったと報じた。これは同氏がアルジェリアで汚職容疑により懲役18年の判決を受けた数週間後の出来事であったという。

「ロビー活動」に精通した ウェブサイト、「Foreign Lobby」は「ソノーラン」政策グループとの1年間の契約に、「合意に基づくその他のサービス」に加え、「商業的、個人的なアドバイザリー・サービス」の提供が含まれていることを確認した。また、同契約が「サブリナ・ベン」という名前の、ハッダード氏のパリ在住顧問が自身の名によって署名したと報じた。

同サイトによると、この契約はソノーラン社の創設者ロバート・ストリック氏とCEOクリスチャン・ボルグ氏の両名によってなされた。ストリック氏は2016年のドナルド・トランプ大統領による西海岸(選挙)キャンペーンの際の顧問であり、同社はトランプ氏が大統領に就任して以来、富を築いている。

同サイトによると、ストリック氏とソノーラン社は、ETRHB建設会社の創設者兼CEOアルジェリアでのビジネス・リーダー・フォーラムの元代表であるハッダード氏との仕事の内容についての問い合わせに応じていない。フォーブス誌によると、ハッダード氏の会社は1997年の設立以来、20億ドル以上の契約を扱って きた。

(後略)

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( 翻訳者:ヘス木有那 )
( 記事ID:49684 )