イラン北東部のラザヴィー・ホラーサーン州で、イラン人の母親をもつ6000世帯の外国人の家族が身分証取得申請を行い、現在までにシステムに登録された。
【ハムシャフリー電子版】IRIB通信によると、ラザヴィー・ホラーサーン州外国人市民・移民局のモハンマド・タギーハーシェミー局長は、「州内のイラン人の母親を伴う6000世帯の家族は、マシュハドに7カ所設置された事務所を訪れ、15のフォームに記入をしたのち、彼らの書類は外国人市民・移民局に送られる」と述べた。
書類が本局から住民登録局に送られたのち、治安当局によって法律で定められた様々な尋問が実施され、最後に、外国人と結婚しているイラン人女性の子どもに対してイラン国籍が付与されるか否かが通達される。
もし国籍の付与が認められなかった場合、申請者は法律に従って内務省管轄下の関連する委員会に異議を申し立てることが可能である。
同局長は外国人と結婚したイラン人の母親を持つ子どもたちに国籍を付与する法律に従えば、州内およそ5万人がイラン国籍を取得するとの見解を示した。
現在、ラザヴィー・ホラーサーン州には在留許可、旅券、アーマーイェシュ・カード[訳注:アフガニスタン国民に対して発行される暫定的な在留許可証。有効期限は1年間]などを保有した32万人のアフガニスタン国民がおり、その96%がマシュハドに居住している。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
( 翻訳者:KMMK )
( 記事ID:49712 )