シリア:ジャズィーラ・ユーフラテス・アラブ民主同盟がSDFを非難
2020年08月07日付 al-Mudun 紙
■ジャズィーラのアラブ:SDFは我々を震撼に追いやる
【n.d.:本紙】
シリア北東部のクルド自治局が支配するシ地域でのアラブ人部族長や名士の暗殺事件は、多くの勢力による声明発表という連鎖反応をもたらした。これらの声明は、計画的に行われたと思われるこれらの事件の責任がシリア民主軍(SDF)にあると非難し、それらを終わらせるよう要求している。
アカイダート部族の名士たちは水曜日、厳しい語調の声明を発表した。同部族は、最近になってSDFの支配地域で2人の部族長を殺されている。また、ダイル・ザウルの東部農村でも、1週間前に同部の族長が暗殺未遂に遭っている。こうした事態を受けて、ジャズィーラ・ユーフラテス・アラブ民主同盟は、クルディスタン労働者党によって指導されているSDFの政策ゆえに、この地域で自らの立場を示すことが重要であるとこの事件が示していると主張している。
ジャズィーラ・ユーフラテス・アラブ民主同盟は金曜日の声明で、「暗殺の作戦は、個人、名士、部族長だけでなく、ジャジーラ・ユーフラテス地域のアラブという人間を暗殺し、彼らのアイデンティティを狙い、その存在を根絶へと及ぶ」と述べた。そのうえでSDFにその責任があると非難した。
(後略)
この記事の原文はこちら
( 翻訳者:皆川紗矢香 )
( 記事ID:49723 )