鶏魚販売業者連合会長「一部養鶏業者がブロイラーにアヘンを投与している」
2020年07月05日付 Jam-e Jam 紙

 鶏魚販売業者連合のマフディー・ユーセフハーニー会長は、「養鶏場でのアヘンの使用は、薬用のためだ」と述べた。

 本紙の取材に対しユーセフハーニー会長は、ブロイラー(食肉用の鶏)の飼育業者が重量増加のためにアヘンを使用しているという最近の流言について、次のように述べた。「イラン獣医師会会長が、この話題についてアヘン投与を鶏の体重増加のためと主張していたというが、実際はそうではない。」

 ユーセフハーニー氏は、「実際は、アヘン投与により鶏の便秘を引き起こし、その結果、腸内遺留物の分だけ鶏の体重が増えると述べていた。これが屠殺場側の損失となり、最終的に消費者の損失となる。なぜなら鶏を屠殺した後、腸は洗浄されて出荷され、結果として鶏の体重はその分減少し、買い手の元に届くからだ」と語った。

 同氏は、養鶏業者がアヘンを使用することは一般的でないとしながら、次のように続けた。「20%以下の養鶏業者がアヘンを薬もしくは抗生物質のかわりに使用しているにすぎない。一部の養鶏業者は薬が手に入らない、あるいは薬が効かないという理由でアヘンを投与したと聞き及んでいる。私はこれをデマと言わないが、もちろんこの行いは正しいものではないし、それをやっている人間とあったこともない。」

 同会長は、鶏肉の中にアヘンの成分が消費者に麻痺を引き起こすと提起された問題についても否定している。

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( 翻訳者:RH )
( 記事ID:49736 )