シリア:トルコ在住のシリア人女性が教師に対する苦情申し立てを理由に国外追放の危機に
2022年12月22日付 al-Quds al-Arabi 紙


■シリア人難民の女性、トルコ人女性教師に苦情を申し立てたことを理由にシリア北部に送還すると脅される

【アンタキヤ:本紙】

シリア人難民であるイーマーン・ナースィーフさん(22歳)は、自身の妹が小学校で虐待行為や暴行を受けたとの苦情をトルコの女性教師に対して申し立てたことを理由に、同国の司法当局が彼女の拘留を決定したのち、シリアに送還されることを恐れている。

ナースィーフさんは本紙に対し、疲れた声で次のように語った。「2021-2022年の学期が終わる前に、虐待や暴行があったのを理由に、妹のトルコ人女性教師に対し苦情を提出しました。私の妹はクラスで優秀な生徒の一人だったのにも関わらずです」。

トルコのサカリヤ県にある「学校教師」学部で学ぶナースィーフさんによると、彼女は自身の妹がトルコ人女性教師からの暴力にさらされた理由を知るために、この学校を再調査している最中だという。

(後略)

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:大森耀太 )
( 記事ID:49769 )