■ダマスカス近郊のガスパイプラインで火災が発生、シリア全土への電力供給が遮断される

【ドゥラル・シャーミーヤ】

政府系メディアの情報筋は本日月曜、ダマスカス郊外のアル=ダミールとアドラーの両都市の間に位置する地域で激しい爆発が発生したと報じた。

アサド政権に近いメディアは、ダマスカス郊外のアル=ダミールとアドラーの間に位置する主要なガスパイプラインで昨晩起こった火災の様子を写した複数の写真を放映した。

SANA通信社はアサド政権の石油大臣による発言を引用しこれを報じた。これによれば、「南部地域に向けて（ガスを）供給している主要なパイプラインの一つがテロ攻撃によって爆破された」という。

月曜未明に発生した爆発は大規模な火災を引き起こし、これによってシリア全土に対する電力供給が遮断された。

同政権の支配下にある諸地域は、重要施設や森林で時折引き起こされる火災に苦しんでいる。アサド政権の民兵集団はこうした火災を引き起こすことに熟達しているが、これはシャッビーハの指導層に近い当事者らによる大規模な窃盗行為を隠ぺいするために実行されるものである。

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（ 翻訳者:木戸 皓平 ）
（ 記事ID:49793 )