■シリアで3つの勢力地域の境界線が6か月で深化
国際・地域的合意と”コロナ”、ダマスカスの経済危機によって

【ロンドン:イブラーヒーム・ハミーディー】

(2)に戻る

2015年以来、反体制派はいかなる新たな地域において支配を拡大することができなかった。これにはもちろん、「ユーフラテスの盾」、「オリーブの枝」、「平和の泉」、「平和の盾」といった軍事作戦名で知られるトルコの介入によって支配が実現された地域は含まれない。これらの軍事作戦は、シリア北部と北西部、北東部においてトルコ軍が忠実な組織とともに実施した。

ロシア高官らは、「2015年9月の軍事介入以前、シリア政府軍の支配地域は国土の10％に満たなかった」と複数回にわたり表明した。その後、政府軍はロシア軍の支援を受け、徐々にさらなる進軍を可能とし始めた。彼らは「2018年から現在に至るまで、政権が3分の2を支配するまでに至った」と指摘した。

(4)に進む

Tweet

この記事の原文はこちら
原文をMHTファイルで見る

　同じジャンルの記事を見る

（ 翻訳者:馬場響 ）
（ 記事ID:49856 )