シリア:3つの勢力地域の境界線が6か月で深化(6)
2020年09月06日付 その他 - Aawsat.com 紙
■シリアで3つの勢力地域の境界線が6か月で深化
国際・地域的合意と”コロナ”、ダマスカスの経済危機によって
【ロンドン:イブラーヒーム・ハミーディー】
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6か月間におよぶ軍事境界の膠着は、シリアでの紛争開始から一連の外的・内的要因に起因する。こうした要因の中には、シリア北東部におけるロシア・米国・トルコ間の合意、イドリブにおけるトルコ政府とロシア政府間の合意、新型コロナウイルスの蔓延、米国政府からの「シーザー法」の発動を含む複数の原因によってダマスカスを揺るがす経済危機などが挙げられる。
困難な合意
2017年中頃、米国軍とロシア軍が「衝突抑止」に関連する外交文書に署名し、双方の航空機移動に関する情報交換と理論的な境界線の画定に合意した。この境界線は、ユーフラテス川を境として東側を米国および同盟諸国へ、西側をロシアとその同盟諸国へと割り当てることを定めるものであった。
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( 翻訳者:馬場響 )
( 記事ID:49859 )