速報によると、人民の民主主義党(HDP)所属のレムズィエ・トスン国会議員が、ディヤルバクルで行われた裁判で「武装テロ組織に所属した」罪で懲役10年の判決を受けた。
HDP所属の国会議員・トスン氏は、5年前にディヤルバクルのスル区でテロ組織PKK(クルディスタン労働者党:非合法)に対して行われた軍事作戦で治安部隊に投降した。その後開始された捜査の中、起訴された裁判で氏に関して判決が下された。
ディヤルバクル第5重罪裁判所で行われた審理にはトスン氏は欠席し、弁護士が出席した。
共和国検察側は、罪状の根拠について、トスン氏がテロ組織PKK・クルディスタン社会連合(KCK)の階層組織に入り、組織の目的に沿って意識的かつ自発的に組織の活動に参加していたという理由を挙げて、有罪との見解を示した。
トスン氏の弁護士は被告の無罪を主張しており、この方向で判決が下されるよう求めた。
裁判所は、トスン国会議員に対して「武装テロ組織に所属した」罪で懲役10年と、量刑を鑑みて出国禁止を継続する判決を下した。
一方で裁判所は、判決が確定した際には判決文の写しがトルコ大国民議会事務局と法務省刑務総局に送られるよう決定した。
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( 翻訳者:神谷亮平 )
( 記事ID:49876 )