カタール:カタールがイスラエルとの関係正常化を拒否する立場を表明(4)
2020年09月20日付 al-Quds al-Arabi 紙
■カタールがイスラエルとの関係正常化を拒否する立場を表明し、カタールに対して向けられそのイメージを毀損するような一連のキャンペーンを批判
【ドーハ:本紙】
ただちにTwitter利用者のグループが集まったが、彼らはある時は同当局者を国務次官であると記載し、ある時は国務次官補であると記載するなど、見解は錯そうした。
複数の情報筋は、他国による庇護を受けるチャンネル(アル・アラビーヤやサウジアラビアとアラブ首長国連邦に関連する諸機関)による同様の主張は、カタールへの内政干渉でありその主権の侵害とみなされると述べた。さらには、関係正常化という危険な経路にカタールを押しやり、兄弟国からの支援を心待ちにしている人々の権利をないがしろにするものであると断じた。
米国の当局者であるティモシー・リンダー・キング氏は、ワシントンはカタールを「非NATO加盟国の中での主要な同盟国である」と宣言することによって、前進することを望んでいると明確な形で宣言した。しかし同氏は、(各国で進行中の)関係正常化やイスラエルとの関係性についてコメントすることはなかった。
同氏は先週木曜日、複数の記者に対し「我々は前身を続け、カタールをNATO外の主要同盟国であると宣言することに尽力する」と述べた。これは軍事取引や安全保障調整という観点において、米国に利益をもたらすようなポジショニングの一環である。
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( 翻訳者:木戸 皓平 )
( 記事ID:49920 )