シリア:国内北東部に3種の教育カリキュラム導入(4)
2020年09月28日付 その他 - Aawsat.com 紙


■シリア北東部での3種類の教育カリキュラム
―ユニセフがラッカ、タブカ、ダイル・ザウルに独自カリキュラムを導入

【ハサカ:カマール・シェイフー】

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関連し、ハサカ県教育部門の統計チーム長であるダハーム・アリー氏は、政府寄りの複数紙や複数SNSアカウントが拡散した声明を通じて、「シリア民主軍はこの1年を通じ、カーミシュリー市内および付近の複数居住区内にある31の高等学校のうち、19校を支配した」と明らかにした。

シリア政府はハサカ市とカーミシュリー市に計2つの「治安地区」を保持しており、これらはシリア民主軍の支配地域内に位置する。ハサカ県内の高等学校は143校におよぶが、うち118校がクルド自治局の勢力下となり、25校はシリア政府軍の支配下のまま残った。

クルド自治局に属するジャズィーラ地域教育部局のムハンマド・サーリフ・アブドゥ部局長は各種メディアやハサカ県内の政府教育局高官らが取り沙汰した内容を否定した上で、信憑性を欠くものであるとし、「昨年、自治局のカリキュラムで学んだ11年生の学生らは12年生に問題なく進級した。そのため、いかなる学生ももはや政府準拠の教科書やカリキュラムで学んではいない」と述べた。また以下のように言及した。「自治区内の全学生が、自治局のカリキュラムおよび2020年・2021年に向けて認可された教育計画に沿った教育を受けるようになった」。

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( 翻訳者:馬場響 )
( 記事ID:49951 )