レバノン:ミサイル倉庫をめぐるヒズブッラー・イスラエル間の論争(1)
2020年09月29日付 al-Mudun 紙
■ナスルッラー・ネタニヤフ間での議論・・・そしてISISへの回帰
【n.p.:本紙】
イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、レバノン問題に関する議論をいたるところへと動かした。ネタニヤフ首相がヒズブッラーに対して向け、イスラエル軍の報道官が後にそれに関する詳細をあらためて明らかにしたところの非難は、ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長が公に姿を現したわずか数分前になされたものだった。
ナスルッラー書記長はネタニヤフ首相の非難への返答を急いだ。ネタニヤフ首相の発言を否定した上で、嘘をついてレバノン人たちを扇動しているとして、同氏を非難した。こうして、両者間の競争は直接的なものとなった。そしてナスルッラー氏の談話は(ヒズブッラーが所有する)ミサイル倉庫、およびそれに対するイスラエルの攻撃がもたらす間接的脅威をめぐる、直接的なものへと変化した。ヒズブッラーはこれにとどまらず、同首相の主張の虚偽を暴くことを目的としたメディアツアーを急ぎ企画した。
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( 翻訳者:萩原優太 )
( 記事ID:49962 )