サウジアラビア、エジプト:ガザでの事態悪化を終息させることを合意
2021年05月15日付 その他 - al-Mayadeen.net 紙


■サウジアラビアとエジプトはガザでの事態悪化を終息させることを合意

【カイロ:本紙】

サウジアラビアとエジプトは土曜日、ガザ地区で、さらなる事態の悪化と緊張に陥るのを阻止する必要があることを確認した。

エジプトのサーミフ・シュクリー外務大臣は、サウジアラビア外務大臣のファイサル・ブン・ファルハン王子との電話会談で、パレスチナ領内での事態の急速な進展と、ガザ地区が直面している事態の悪化について協議した。これは、事態対処に向けた努力をめぐる大臣間での調整の一環である。

一方、エジプト外務省のアフマド・ハーフィズ報道官は、平穏を回復するため、事態への対処の取り組みの方法について、大臣間で意見交換が行われたと指摘した。会談では、シュクリー外務大臣は、流血を食い止め、即時停戦に到達するために、エジプトが最近になってすべての当事者たちと行っている努力について明らかにした。

両大臣は、ガザ地区での軍事情勢の悪化を終息させるため、あらゆる枠組み、そして集まりのなかで、今後も協議と調整を継続し、地域の平和に影響を及ぼすであろう全面対決へと事態が悪化することを阻止することで合意した。

両者は、二国家解決を保証し、パレスチナのすべての合法的権利を実現し、東エルサレムを首都とした独立パレスチナ国家建設を遂行することを基本的方針として、和平への努力を再開することの重要性を強調した。

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( 翻訳者:渡部航平・堤萌恵 )
( 記事ID:50001 )