■スーダン：SPAが暫定政府に対する抗議を呼びかける

【ハルツーム：アナトリア通信】

スーダン専門職組合（SPA）は木曜（15日）、来週水曜に行われる同国の暫定政府の業績に対する抗議活動への参加を呼びかけた。

これは、SPAがFacebookページを通じて発出した声明の中で呼びかけられたものだ。なお、SPAは2019年04月11日に失脚したオマル・バシール前大統領に対する抗議行動を主導した自由・変革同盟（FFC）の最重要メンバーである。

SPAは「我々は、これまで暫定政府があげた業績に対する国民の正当な怒りと、この『成果』に関する国民の困窮について表に出て声高に叫ぶ国民の権利を支持する」と語った。

また「我々は、来週10月21日昼にデモを行うことを希う。そして、自由・公正・平和への国民の要求の道筋を形づくり、均すために抗議行動に身を投じるよう革命家たる国民に呼びかける」と続けた。

SPAは1964年にイブラヒーム・アブード将軍率いる軍事政権を打倒したスーダン市民革命記念日に合わせ、（デモの決行日として）この日を選んだ。

そして「暫定政府は手遅れになる前に政府に付随する物事の変革を求められている」と強調した。

さらに「1年前の暫定政府発足以来、危機は増しており、政府の業績は不明瞭かつ脆弱なもので、生活の困窮はもはや可能性ではなく現実のものであり、治安も未だ不安定である」と述べた。

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（ 翻訳者:佐伯麻実 ）
（ 記事ID:50057 )