スパゲティ消費25%増加
2020年10月25日付 Cumhuriyet 紙

新型コロナウイルス感染拡大の流れと共に失業率が最大になり、何百万人もの勤労者が1170リラ(1リラ=12.72円)の「給料補填」によってなんとか暮らしを立てようと努めているトルコで、スパゲッティの消費も大幅に増加した。

トルコ製麺業者協会アブドゥルカディル・キュラフチュオール会長は、「世界スパゲッティ・デー」のお祝いを通じて書面による発表を行い、スパゲッティが「世界のあらゆる層が手にすることが出来る健康的で経済的な商品である」と述べて、トルコで新型コロナウイルスの感染拡大の過程でスパゲッティの消費が増加したとし、次のように続けた。

「会員の皆様から入手した国内売り上げデータによると、わが国のスパゲッティの消費が今年は25%増加し、消費者がコロナ禍において簡単に貯蔵でき、健康的で、簡単に調理ができ、継続して食べることができる、好みの食品としてスパゲッティを選んでいることが明らかになった。世界スパゲッティ・デーのためDOXA調査機関は、世界中のスパゲッティの消費の3分の1以上を占める国々で5千人以上の人々を対象に国際的な調査を行った。それによると、ステイホームの時期に消費者の4人に1人以上がスパゲッティを消費しており、世界中の消費が24%増加した。我が国の消費増加に符合するデータである。」

さらに、キュラフチュオール会長は、2019年に726万7千トンであった世界のスパゲッティ貿易取り引きのうち17.5%を占めたトルコが、今年の8月時点でも94万502トンのスパゲッティを輸出していると述べた。

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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:50095 )