ミャンマー:クーデターへの支持派と反対派に分かれる僧侶たち(1)
2021年05月14日付 その他 - Aawsat.com 紙
■クーデターへの支持派と反対派に分かれる僧侶たち
【シャルク・アウサト】
ミャンマーでは、仏教の僧侶たちが、今年の2月1日に文民政府を放逐した軍事クーデターをめぐって依然として分裂している。彼らのなかには、「享受している尊い寺院生活をあきらめ、革命に参加する」ための準備ができている者もいれば、僧侶たちが「サフラン革命」のもっとも重要な当事者であったという事実にもかかわらず、軍隊を「民族と宗教の保護者」と見なしている者もいる。
しかし、僧侶たちの衣装の色にちなんでそう名付けられた、2007年の軍事政権に対するサフラン革命の場合と異なり、いかなる仏教の上級僧侶たちも今回の抗議行動の主導に加わることはなかった。
ただし、こうした事実があるからといえ、治安部隊が多数の寺院を間近に監視することを控えたわけではなかった。
ヤンゴン市内の寺院から避難し、国内の宗教組織のもとで身を潜めるシュウェ・オー・サヤルダーさんは「僧侶たちは革命に参加する準備ができている」と述べた。しかしAFP通信が同氏のその後の発言を引用したように、その他の人々は、前指導者であるアウン・サン・スー・チーによる「邪悪な」政治を非難しており、彼女よりも軍隊を好んでいるという。
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( 翻訳者:木戸 皓平 )
( 記事ID:50096 )