イスタンブルのヨーロッパ側初となる無人運行の地下鉄路線の第一段階であるM7メジディエキョイーマフムトベイ線は、今日、初となる運行を行った。10日間に渡って無料運転をおこなう予定のメトロには、経路であるために乗り込む人々と同じ位、興味ゆえに乗り込む乗客たちも存在した。乗客のうちの一人であるセラハッティン・シムシェキ氏は、「最初の運行なので興味を持って乗り込みました。普通使うルートではありませんが、初めての乗車体験のために、見物のために来たのです。対策はとっています、マスクを装着してやってきました。」と述べた。
その基礎が2014年に作られ、15の駅が存在し6つの区を繋ぐM7メジデェイエキョイ-マフムトベイ地下路線の最初の運行は、非常に高い関心を受けた。必要な経路であるために使用をする乗客たちと同じ位、興味を持ったためにやってきた乗客たちもいたのである。最初の10日間の運行を無料で行う予定の地下路線は、イスタンブルにとって第二の、ヨーロッパ側では初となる運転手なしの地下鉄という特徴を有している。18キロメートルの長さをもつ路線開通とともに、イスタンブルの地下路線の総合距離は172.25キロメートルに、大量輸送交通中でレールシステムの使用割合は17.8%から 22.3%にまで上昇した。
■障がいのある市民にも配慮
障がい者のアクセスに対して100%適合するようにデザインされたM7路線は、障がいのある市民にもテスト運行を行い、彼らの要望を受けて様々な変更が行なわれた。各車両に誘導回転システムという名が与えられたのは、障がい者の人のみが補聴器を通して聞くことの出来る周波数で放送が行われるためである。
■「初めての事なので興味を持ってきました」
地下鉄路線に対する初日の関心は高いものとなった。必要があるため乗車した乗客たちと同じ位、興味ゆえにやってきた人々もいた。乗客の一人であるセラハッティン・シムシェキ氏は、「最初の運行なので興味を持って乗り込みました。普通使うルートではありませんが、初めての乗車体験のために、見物のために来たのです。素晴らしいサービス行っているようです。携わった全ての人達に対してその労力に感謝します。コロナは私を恐れさせませんでした。対策を講じています。マスクを着用しています。ソーシャルディスタンスを保っています。願わくば、コロナに感染することがありませんように。」と述べた。ギュルビエ・ クルチオール氏は、「とても幸せです。毎日使用している通り道でした。バスを乗り継いで通っていました。今のところ私たちにとって非常によいものとなりました。帰宅[ルートである]ために今日を待ち望んでいました。無駄に時間を使っていましたから。」と語った。
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( 翻訳者:堀谷加佳留 )
( 記事ID:50102 )