カタール:地震に見舞われたトルコを支援する意向を表明
2020年10月31日付 al-Quds al-Arabi 紙
■カタール首長はエルドアン大統領に哀悼の意を表し、同国が地震の影響の軽減に関してトルコを支援するための準備ができていることを強調
【ドーハ:本紙】
カタールのタミーム・ビン・ハマド・アール・サーニー首長は、金曜日にイズミルを襲った地震の影響の軽減に関して、同国がトルコを支援するための準備ができていることを表明した。
カタール国営通信(QNA)によると、これはカタール首長がトルコの大統領と通話した際に表明された。
同通信は「タミーム首長はレジェップ・タイップ・エルドアン大統領に電話で連絡し、トルコ西部のイズミル県を襲った地震の犠牲者に哀悼の意と慰謝を表して、負傷者の早期回復を願った」と伝えた。
こうした働きかけは、人道分野におけるカタールの役割に基づき、危機と苦難の最中にある兄弟国を支援する同国の一連の努力によるものである。
カタールはこれまでに、イスラエルの占領によって包囲されたガザの住民への援助の提供に加え、以前にスーダンで洪水が起きた際にはスーダンへ援助し、ベイルート港の爆発事故後にはレバノンを援助してきた。
カタールによって提供された人道および開発援助の規模は、2019年に約5億7700万ドルに達し、今年援助を受けた国の数は58か国に達した。そして6400万ドル近くが教育に充てられ、保健に関しては1800万ドルが充てられた。
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( 翻訳者:村田光 )
( 記事ID:50115 )