■「暴力に抵抗する女性たち」と「メディアセンター」が、パレスチナの女性ジャーナリストたちの参加により女性を尊重する報道の強化キャンペーンを開始

【ナザレ：本紙】

48年地区内にあるパレスチナの都市や町における女性殺害の犯行が続いている。これを食い止めるため、NGO二団体が、メディアの報道に影響を与えることを目的とした啓蒙キャンペーンを開始した。

「メディアセンター」と「暴力に抵抗する女性たち」は昨日、（女性を尊重する）ジェンダー報道を強化する特別なキャンペーンを開始した。これは、今年初めからこれまでに14人のパレスチナ人女性を含む85人以上のアラブ市民が殺害されていることを鑑み、この種の報道が一般的に犯罪、特に女性に対する犯罪との戦いに貢献することを期待して開始されたものである。

両団体によると、「同キャンペーンは、アラブ人女性ジャーナリストたちのグループが参加し、月に一度の集中ミーティングを経て、丸一年後に実現した。このミーティングは、一般的に社会であれ特に女性に対する社会であれ、横行する暴力に立ち向かうために女性のメディア関係者に期待される役割と、犯罪との戦いにおいてメディアが果たす役割を議論するためのものだった」という。

「＃あなたのニュースは何？」と題した同キャンペーンは、メディアの報道において使われる用語の一部を、社会における女性と女性の立場を公平化し、その言葉を受け取る人の意識に影響を与えるジェンダー・センシティブな別の用語に置き換える必要性に着目している。

（後略）

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（ 翻訳者:井口利奈 ）
（ 記事ID:50197 )