パレスチナ:イスラエルとの和平実現のための協議へ向かうことを誓約(2)
2020年11月21日付 al-Quds al-Arabi 紙
■パレスチナ大統領府がイスラエルとの和平実現のための協議へ向かう誓約を確認する
【ラーマッラー:本紙】
パレスチナ大統領府は、「パレスチナ・イスラエル紛争の正当な解決が実現されないままでは、中東における恒久的な安定は生じ得ない」とするロシアの立場を評価した。またロシアの見解によれば、同様の正当な解決とは「国連が承認した国際的な法的枠組みに従うものであり、(パレスチナおよびイスラエルが)平和・安全とともに共存する『二国間解決』の原則に基づく」ものである。
パレスチナ大統領府は同様に、中東地域の諸国間の関係改善につながるであろうパレスチナ問題の正当な解決を訴えるロシアの立場を称賛した。
パレスチナ当局は3日前、署名された二国間協定へのコミットメントを確認するイスラエルからの文書を受理した後、同国との関係の再開を発表した。またこれは西岸地区の複数部を併合するというイスラエルの計画に抗議するため、同協定の実施を(一時)停止するパレスチナの決定がなされてから6か月後のことであった。
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( 翻訳者:高沼万惟子 )
( 記事ID:50217 )