イラン通信相「正規移民にはSIMカード取得の制限なし」
2020年11月12日付 Iran 紙


“イラン通信相は、有効な在留許可書を持っている移民に対してSIMカードを発行することに一切の制限はないと主張した。”

 昨日、イラン映画で活躍するアフガン人俳優のフェレシュテ・ホセイニーが、彼女の母親がSIMカードの登録をできなかったことについて(自身のインスタグラムに)投稿した。

 これに対してイラン情報・通信技術大臣のモハンマドジャヴァード・アーザーリー・ジャフロミー氏は、本日自身のインスタグラムに、「親愛なるアフガニスタン移民の一人が、この画像を彼女のインスタグラムに投稿し、自身の母親がSIMカードを購入しようとした際に起きた問題について提起して、これが対処されることを願った」と投稿した。

 同氏は、「この件について調べたが、有効な在留許可書を持っている移民に対してSIMカードを発行することに一切の制限は存在しない」と続けた。

 ジャフロミー通信大臣は、ホセイニー氏の母親に対してSIMカードを発行するために通信規制庁(CRA)の認証システムへの照会は全く行われていないと指摘し、「これは通信サービスの窓口がその義務を果たさなかったことを意味する。(窓口の担当者らは)通常よりも多くの金額をゆすり取ろうとしてホセイニー氏の母親にSIMカードを渡せないと述べたのだ。実に不誠実である」とつづった。

 また、同大臣は「昨夜、通信省の広報部長であるハーディヤーン氏がホセイニー氏に電話し、謝罪した上で彼女の母親の問題の解決にあたっている」とし、「私は通信規制庁に対し、まず違反した窓口を特定し、彼らを法律に則って処分するように命じた」と報告した上で、この投稿の結びに「195システムでも、サービス窓口に対する外国籍の方の苦情を受け付けております」と記した。/イラン国営通信(IRNA)

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( 翻訳者:KMMK )
( 記事ID:50223 )