イエメン:有志連合がフーシー派による機雷の破壊を発表
2020年11月24日付 al-Quds al-Arabi 紙

■サウジの有志連合はフーシー派が紅海に敷設した機雷を破壊したことを発表

【イエメン:アナトリア通信】

アラブの有志連合は火曜、フーシー派が紅海のイエメン沖に敷設した機雷5本を破壊したことを発表した。

有志連合は声明の中で「有志連合の部隊はフーシー派民兵部隊が紅海に敷設した機雷5本の除去と破壊に成功した」と述べた。

さらに「これにより2015年春の内戦の開始以来、フーシー派民兵部隊により手当たり次第に配置された163本もの機雷を破壊することができている」と付言した。

有志連合は、イランから支援を受けているフーシー派による、これらの敵対的な行動は海上の治安を脅かしていると強調した。

有志連合の声明に関して、10:40(グリニッジ標準時)までフーシー派からのコメントが即座に発表されることはなかった。

イエメンでは世界で最悪の人道危機の一つとなった激しい内戦が6年目を迎え、人口の80%が支援を必要としており、内戦により数百万人が飢饉の危機に瀕している。

紛争地域の拡大により内戦はますます複雑化している。隣国サウジが主導するアラブ有志連合は2015年3月以来、イランから支援を受け、首都サナアを含むいくつかの州を支配しているフーシー派との闘いにおいて、政府部隊を支援してイエメン内で軍事作戦を実行している。

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( 翻訳者:半田桃香 )
( 記事ID:50232 )