ISIS:イスラーム国がダイル・ザウル県内のパイプラインを爆破(2)
2020年11月27日付 al-Quds al-Arabi 紙
■「イスラーム国」が「シリア民主軍(SDF)」とシリア政府軍の支配地域の間にあるガス・パイプラインを爆破
【アンタキア―ダイル・ザウル:本紙】
「国民防衛隊」の情報筋は本紙に対して、イスラーム国の戦闘員は重火器や57口径大砲を使用した後、未明のうちにその地域から撤退したと述べた。
イスラーム国は昨今、石油関連の複数拠点や東部諸県とシリア内陸部の間を繋ぐ複数の重要道路に対する作戦を活発化させており、これに対して「国民防衛隊」はダイル・ザウルからハマー東部やラッカ西部に位置する複数の拠点にむけて援軍の移動を開始した。「国民防衛隊」はラサーファおよびイスリヤーにむけて援軍の大規模移動を行い、同時にラサーファ市の南西に位置する複数村に対し数十回にわたる空爆を実施した。これらの空爆によって(国民防衛隊の)軍事的増強がもたらされ、「国防と部族軍」に対しダイル・ザウル県内のタイム油田近郊における攻撃を開始するよう呼び掛けることへとつながった。
(後略)
最初に戻る
この記事の原文はこちら
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:宮城蓮 )
( 記事ID:50246 )