エジプト:政府系夕刊紙が紙媒体による発行を停止し、報道関係者の怒りをかき立てる(1)
2021年07月05日付 al-Quds al-Arabi 紙


■政府系夕刊紙が印刷を廃止し、エジプトで怒りをかき立てる

【カイロ:本紙】

エジプト政府系の複数夕刊紙は創刊から65年後、発行物の印刷を停止した。国民報道機構は、アフラーム発行の「夕刊アフラーム」紙、アフバール・ヤウム発行の「夕刊アフバール」紙、ダール・タフリール発行の「マサー」紙の電子版への切り替えの承認を発表し、報道関係者らの怒りをかき立てた。

マサー紙は政府系新聞であり、エジプト初の夕刊紙とみなされている。同紙はタフリール出版印刷協会に属しており、その創刊は1956年にさかのぼる。

同機構が日曜(7月4日)の夜に発行した決定は、電子版の従業員が賃金およびその他の財務上特権に関して、全ての職務と財務的権利を保有し続けると言及した。この決定は2021年7月15日に発効する。

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( 翻訳者:野口藍良 )
( 記事ID:50270 )