レバノン・イスラエル間の海上国境に関する協議が行き詰まる(2)
2020年12月11日付 al-Quds al-Arabi 紙
■海上国境…イスラエル側の「解釈」とレバノン側の「条件」の間で
【n.p.:本紙】
イスラエル小規模代表団の長は同国エネルギー省のジェネラルマネージャーであるウーディー・アディーリー氏であり、そのメンバーには首相官邸、外務省、軍からの代表者複数名も含まれる。レバノン代表団の長は、参謀副総長であるバースィム・ヤースィーン将軍である。
この協議には同様に、ホストとして米国からの仲介者複数名および国連の代表者複数名が参加している。同協議はコロナウイルス感染症による(対人)距離に関する規制のもとで、大きなテントのなかで行われている。また(人々間の)接触は客観的かつ安全であり、完全に適切なものであると説明されている。
レバノンは(アラブ諸国とイスラエル間の)国交正常化の簡潔な装いやコロナウイルスを恐れているため、同時期、交渉のテーブル外における非公式的な協議を行うことを拒んでいる。
(後略)
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( 翻訳者:ヘス木有那 )
( 記事ID:50316 )