アルジェリア:首相「アルジェリアはシオニストらによって標的にされている」(2)
2020年12月12日付 al-Quds al-Arabi 紙


■アブドゥルアズィーズ・ジャラード首相:アルジェリアは標的とされており、「シオニスト政体が到達した」国境には真の諸挑戦が存在する

【アルジェリア:本紙】

アルジェリアは、イスラエル政体との正常化に対する確固たる姿勢を鑑み、中東地域におけるイスラエルの公の存在は国家の安全に対する脅威であると考えている。

アブドゥルアズィーズ・ジャラード首相はこの文脈のなかで以下のように述べている。「我々がアルジェリア国民に対し、手を取り合って我々の間に存在する内的問題を解決する必要があると言うのだとすれば、(同様に)この危機から脱出するための最良の手段を見つけるにあたって、連帯や兄弟愛における努力の重要性を認識すべきであろう」

「ジャイシュ(軍)」誌は今月号の社説のなかで、アルジェリアをターゲットとする諸挑戦・諸計画に立ち向かうために一致団結するよう呼びかけた。「我々の国家を標的とするこれらの敵対的な計画に立ち向かうためには、敵対的な政党が達成しようとしている隠された目標に関する現実を、国民たちが理解する必要がある」。また同誌は以下のように呼び掛けた。 「イスラエルを妨害するため、国家の指導層の周りに集結すること。そうすることによって我々の人民は、これらの敵対的な集団が我々の国を傷つけようとするたびに、それを阻止することができるであろう」。

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( 翻訳者:朝比奈優有 )
( 記事ID:50318 )