ソマリア:サッカースタジアムで自爆テロ
2020年12月19日付 al-Quds al-Arabi 紙
■ソマリア中部のサッカースタジアム前で発生した自爆テロにより10人が負傷
【モガディシュ:アナトリア通信】
複数の情報筋によると金曜、ソマリア中部のサッカースタジアム前で、群衆に演説する予定だったムハンマド・フサイン・ルーブリー首相が到着する直前に自爆テロが発生し、治安要員を含む10人が負傷した。
治安筋がアナトリアの特派員に明らかにしたところによると、爆薬の仕込まれたベルトを身に付けたテロリストが同国中部の都市ガルカイヨの「アブドゥッラー・イーサ」サッカースタジアムの前で自爆した。
同筋によると、この攻撃は治安要員が首相の演説を聴くためにスタジアムに入場する人々を調査している間に起こり、現時点で治安要員を含む10人の負傷者を出した。
同様に首相官邸筋はアナトリア特派員に対し、「爆発はソマリア首相が群衆に演説を行う予定であったスタジアムに到着する直前に起こったこと」を明らかにしたが、内容の詳細については言及しなかった。
いかなる組織もこの爆発の責任についての即座の表明は行っておらず、当局も15:40(GMT)まで追跡を行うことができていない。
このような自爆テロは往々にして、ソマリア政府が数年前から戦っている武装勢力「アル=シャバーブ」が採用する手段である。
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( 翻訳者:佐伯麻実 )
( 記事ID:50340 )