■モロッコの国王はアッバース大統領に対し、パレスチナ問題に関するモロッコの支援を確認・・・ビン・キーラーン前党首はウスマーニー首相の辞任を拒否

【ロンドン：本紙】

モロッコの国王ムハンマド六世は、ラバートにおいてモロッコ・イスラエル・米国間の共同声明の署名が行われた翌日（23日）、パレスチナのマフムード・アッバース大統領への書簡のなかで「パレスチナ問題をめぐる（パレスチナへの）支援に関するモロッコの姿勢が揺るがないこと」への確認を新たにした。

モロッコ王室が水曜日（23日）に出した声明によると、国王はアッバース大統領への書簡のなかで、「国際的に合意された二国間解決」の確認および「最終的で恒常的かつ包括的な解決に至るための唯一の方法」に向けた交渉への固持を改めて表明した。

国王は、モロッコにおいて自身が率いるクドゥス委員会の次期会議について言及し、エルサレムの「特別な地位を守り続けること」、「（同市の）イスラーム的特質の保護」および「（同市において）三大宗教の信徒が宗教的慣習を実践する自由」を確認した。

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（ 翻訳者:中鉢夏輝 ）
（ 記事ID:50370 )