劇団「芸術の家」が35本の新作を上演、『めでたいやつ』が年間観客動員数トップ
2020年12月25日付 Al-Ahram 紙

■劇団「芸術の家」が35本の新作を上演、『めでたいやつ』が年間観客動員数トップ

【カイロ:本紙】

コロナ禍によりあらゆる行事や催し物が深刻な危機に見舞われる中、その煽りを受けてエンターテイメント業界が受けた極めて大きな打撃にかかわらず、舞台芸術はこのパンデミックに耐えるバリアであり続けた。世界中で舞台公演や演劇祭が中止され、国民の命と健康をまもるため全国の劇場が4ヶ月間にわたって閉鎖されたが、舞台芸術は自らオンラインやリモートを利用して、(演劇業界に)新しい風穴を開け、存在感と影響力を保っている。

この期間中、劇団「芸術の家」は35本の新作舞台を上演した。そのうち13作品はエジプト文化省のYouTubeチャンネルで配信された。そして20作品は、「芸術の家」の各劇場で観客の収容率を50%以内にして上演された。観客を入れての上演回数は720夜(回)に達し、年間の総観客数は60,000人となった。

もっとも上演数が多かったのは、「青年劇団」部が制作した『ドームの結婚式(結婚式の歌)』で、72夜(回)だった。一方、「国民劇団」部が制作した『めでたいやつ』は年間でもっとも多くの観客を動員した。

(後略)

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( 翻訳者:山下聡一郎 )
( 記事ID:50385 )