エルドアン大統領、ワクチン接種
2021年01月14日付 Hurriyet 紙


レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、COVID-19のワクチン接種を受けるためにアンカラ市立病院に来院した。エルドアン大統領は数日前、新型コロナウイルスの第1回予防接種を受けている。

エルドアン大統領は接種を終えた後、テレグラムに「私も接種を受けた」というメッセージを投稿した。

■2500万〜3000万の初回ワクチンが到着予定

エルドアン大統領の予防接種は、社会に対して範を示すという点で非常に重要だと評価されている。

エルドアン大統領は病院から出る際、報道陣の前に姿を現した。エルドアン大統領が話した内容の要約は以下の通りだ。

・まず、アンカラ市立病院の全てのスタッフ、医長、医師、看護師がここで大きな戦いを続けている。そして、ワクチンが届こうが届くまいが、大臣たちは自分たちがはじめに予防接種を受けると言っており、昨日彼らは第1回の予防接種を受けた。

・全ての政治指導者、国会議員をはじめとする人々が、このキャンペーンを強力に推し進めるという点において、彼らも定められたワクチン接種会場でワクチンを奨励すればそれが非常に適切だろうと信じている。

・2500万〜3000万回分のワクチンが追加で到着する予定だ。これを迅速に勧めたいと考えている。このキャンペーンをどこで進めるかについては保健省が明らかにしている。

■25万6千人がCOVID-19のワクチン接種を受けた

・これまでの期間で亡くなった方々に神の慈悲があることを願う。現在入院している方々の快癒を願っている。全ての近しい人々に対して我慢をお願いする。全ての医療従事者には、これまでの期間の尽力に対して個人として、そして国家として感謝したい。

・これまで25万6千人がワクチン接種を受けた。接種希望者は多く、病院内の対応も非常に良い。全ての医者、看護師が集中した働きを見せてくれている。
 
・ワクチン接種は設定された時間より短く、迅速に行われている。5分で接種、15分で経過観察を行う。このようなプロセスで行われている。

・中国製ワクチン以外にも取り組みがある。ドイツと交渉を行っている。国内生産の試みもある。4月、5月には本格的な接種を開始したい。私の第2回の接種は28日後に行う。

■世界に類を見ない

エルドアン大統領の後、ファフレッティン・コジャ保健相が会見を行った。コジャ保健相は以下のように述べた。

・新型コロナウイルスによる死者がいる。私は亡くなった方々に神の慈悲があることを願っている。このパンデミックから救われるための道はワクチン接種だと考えている。そのため、必ず国民は順番が来たら接種を受けることが必要だと信じている。このパンデミックから救われるための道はワクチン接種だと言いたい。

・システムを使用して、毎日トルコでどれほどのワクチン接種がなされているかをリアルタイムで示している。初日のワクチン接種をこれほど多く行い、リアルタイムで中継している他の国があるだろうか、私はそのような国を知らない。このプロセスを透明性のある形で進めていくと明言したい。また、各県ベースでもどれほどワクチン接種がなされているかを示したい。

■昨日認証が下りた

中国に本社を置くシノバック社が生産するCOVID-19ワクチンについて、昨日医薬品・医療器具協会から認証が下りた。

緊急的な使用に対する認証が下りるとすぐに、フェフレッティン・コジャ保健相と新型コロナウイルス研究協会のメンバーがCOVID-19ワクチンの接種を受け、その様子は生中継された。

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( 翻訳者:神谷亮平 )
( 記事ID:50486 )