チュニジア:夜間外出の禁止を設定(1)
2021年01月19日付 al-Quds al-Arabi 紙
■チュニジア首相「夜間の活動は無罪ではない」
【チュニス:アナトリア通信】
チュニジアのヒシャーム・マシーシー首相は火曜、ここ数日の同国で目撃された夜間の活動を「無罪ではない」とみなし、またそれによって「混乱が広まる余地はない」と強調した。
これはマシーシー首相がチュニジアの首都にある大統領宮殿で実施した内務省安全保障最高司令部との会議の直後、同氏によって発表された声明のなかで述べられたものである。
同氏は以下のように述べた。「略奪行為、強盗、私財および公財に対する侵害は、憲法が保証し、我々が真剣な議論と研究によって理解し扱っているところの抗議運動や平和的表現とは関係がない」。
同氏は「ソーシャルメディア上で広がる、さらなる混乱を引き起こし、憲法機関を侵害するための呼びかけ」を非難し、法律によってそれらに対処し立ち向かうことを強調した。
チュニジアのいくつかの県では木曜以来、コロナウイルスの抑制のための夜間外出禁止が始まると同時に、治安部隊との衝突をともなう複数の夜間内活動が発生している。
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( 翻訳者:佐伯麻実 )
( 記事ID:50520 )