シリア:「オスマン家」からの緊急声明
2021年01月19日付 その他 - al-Durar al-Shamiya 紙


■「オスマン家」からダマスカス在住のオスマン帝国最後の帝位継承者に関する緊急声明

【ドゥラル・シャーミーヤ】

オスマン家は本日火曜、シリアの首都であるダマスカスに居住していたオスマン帝国最後の帝位継承者に関する緊急声明を発表した。

オスマン家は、オスマン帝国の帝位継承者であるデュンダル・アブデュルカリム・オスマノグル氏(享年90歳)がダマスカスにおいて逝去したことを明らかにした。

オスマン家の一員であるオルハン・オスマノグル氏はツイートのなかで以下のように述べた。「我々の家族の父であり、オスマン帝国の子孫であり、叔父であるデュンダル・アブデュルカリム・オスマノグル王子がシリアのダマスカスで逝去した」。

オスマン帝国最後の帝位継承者であったオスマノグル氏は、1924年に同帝国のカリフ制が廃止され両親がトルコから追放された後、自身の生誕地であるダマスカスに一人で暮らしていた。

オスマノグル氏は、オスマン帝国の19世紀における栄光の日々が終わりを告げたのち、同帝国を崩壊の経路から救ったとされる高名なスルタン、アブデュルハミト2世の子息メフメト・セリム・エフェンディ王子の孫であると見なされている。

1924年に帝国が崩壊したことにより、オスマン家の子孫たちはトルコから追放された。その後、子孫のうち女性に関しては1952年に、男性に関しては1974年にトルコの地に帰還することが許可された。

İnna lillahi ve inna ileyhi raciun..
Osmanli Hanedanı Aile Reisimiz , Amcamız Şehzade Abdülkerim Dündar Osmanoğlu Efendi , Suriye Şam 'da
Rahmeti Rahmana kavuşmuştur. Makamı âli, Mekanı Cennet olsun inşallah. DUALARINIZI EKSİK ETMEYİN. pic.twitter.com/HAq6L7w6gJ

— Orhan OSMANOĞLU🇹🇷 (@ORHANOSMANOGLU) January 18, 2021


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( 翻訳者:木戸 皓平 )
( 記事ID:50521 )