リビア:5+5委員会が停戦合意実施の遵守を呼びかけ
2021年01月24日付 al-Quds al-Arabi 紙


■リビア: 5+5委員会が停戦合意実施の遵守を呼びかける

【トリポリ:アナトリア通信】

リビア5+5合同軍事委員会は土曜、ベルリン会議の参加各国に対し、リビア危機(の解決)に向けて約束された複数の義務を履行するよう呼びかけた。そこには外国人戦闘員の自国への送還が含まれる。

これは同軍事委員会の声明のなかで言及されたものであり、本紙は土曜日にそのコピーを受けとった。またこの声明は、リビアから傭兵らを撤退させるよう規定する停戦合意がなされてから90日の期限が満了したのと時を同じくして発出された。

同軍事委員会は声明のなかで、関連各国に対し、全ての傭兵・外国人戦闘員のリビアからの撤収および、国連安全保障理事会により課せられた武器供給禁止の遵守を迅速に履行するよう求めた。

2020年1月19日、アルジェリア、中国、エジプト、フランス、ドイツ、イタリア、ロシア、トルコ、コンゴ、イギリス、アメリカ、国連代表団は、傭兵の撤収、戦闘の停止、武装禁止の適用に向けた軍事行程計画を骨子とする基本的取り決めに合意した。

声明の内容によると、同軍事委員会は、「ジュネーブ合意にのっとり、リビアにおける完全かつ恒久的な停戦協定の全ての条項・規定を完全なかたちで実施するために、粘り強い活動を継続していること」を確認した。

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( 翻訳者:吉岡珠実 )
( 記事ID:50551 )