エジプト:コロナで死亡した医療関係者を「殉教者基金」の対象とするよう要請(2)
2021年01月19日付 al-Quds al-Arabi 紙


■コロナによる医師の死亡者数がエジプトで327人に増加

【カイロ:本紙】

同キャンペーンは火曜日、声明の中で「この要望には様々な社会集団からの何百もの署名が集まった。その中にはフレディ・バイヤーディー議員やマハー・アブドゥンナーセル議員、アミーラ・サービル議員などの、議員の署名もある」と述べた。

また、代議院での演説では「コロナの大流行という状況で世界のあらゆる国が医療チームとその支援に大きな関心を向けており、コロナウイルスに対する戦いにおいて人類防衛の最前戦として彼らを支援している。にもかかわらず、エジプトの医療チームは様々な問題でエジプト政府の無視に苦しんでいる。そして、その中でも最も重要なのは医療チームの中の感染者と殉教者の遺族のケアである」と述べた。そして「彼らにも、軍事行動やテロ行為、治安活動の負傷者と殉職者としての扱いを求める」と付け加えた。

特筆すべきは、エジプト代議院が今週の日曜(17日)に、2018年法律第16号によって公布された軍事行動やテロ行為、治安活動による「殉教者」や犠牲者、行方不明者、負傷者、およびその家族に敬意を表する基金の設立に関する法規定の一部改正法案にあった第7条の改正を承認したことである。

(1)に戻る

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:佐藤祐朔 )
( 記事ID:50557 )