リビア:「主権的」ポストへの立候補が開始
2021年01月23日付 al-Quds al-Arabi 紙


■リビアで「主権的」ポストへの立候補が開始

【ブーズニーカ:諸通信社】

リビア危機のなかで敵対する二主体(国家高等評議会と国民代議院)の代表団は土曜日(23日)、リビアにおける7つの「主権的」ポストへの立候補に向けた扉を開くことを発表した。このプロセスはモロッコにおいて行われる会談の新セッションの終了後、1月26日から2月2日まで行われる。

両者が金曜日(22日)にモロッコの首都ラバト南部にあるブーズニーカで発表した共同声明によると、このプロセスは可能な限り早期にこれらの戦略的ポストへの候補者を選出すること目的としており、これによって来週ジュネーブにおいて選挙が行われる行政当局が、新たな担当者たちとの「円滑な形での調整」を行うことができるという。

同情報筋によると、今回選出される地位には以下のリビアの主権的ポストが含まれる。リビア中央銀行総裁、司法長官、行政管理局長、汚職対策委員会委員長、高等選挙委員会委員長、最高裁判所長官だ。

声明によると、ブーズニーカにおける金曜日(22日)と土曜日(23日)の二日間の会議(9月からモロッコで行われてきた複数の会議を受けて開催された)の間、「リビア政治対話フォーラム」の参加者らは複数の小規模分科会を結成することを決定した。その目的は、敵対する二つの政府が以前からそれについて対立してきたこれらの主要ポストへの立候補を要請する手段を整えることにある。

(後略)

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( 翻訳者:中鉢夏輝 )
( 記事ID:50577 )