モロッコ:過激思想を持つアメリカ人兵士の逮捕に貢献
2021年01月27日付 al-Quds al-Arabi 紙
■モロッコ諜報機関は、FBIによる過激派アメリカ人兵士の無力化に貢献した
【ラバト:本紙】
モロッコ諜報機関は、ニューヨーク市で血なまぐさいテロ攻撃の実行を計画していた過激派のアメリカ人兵士を無力化することに貢献した。
モロッコの通信社は火曜(26日)夜、(諜報機関である)国土監視総局とアメリカの治安機関の協力によって、兵士であるコール・ブリッジズが先週末逮捕されたと報じた。彼はニューヨーク・マンハッタンの9.11記念館を狙ったテロ攻撃を計画していたという。彼はまた、中東に駐留するアメリカ軍部隊の機密情報をISのメンバーらに漏洩したとアメリカの新聞『News Talk Florida』が報じた。
モロッコの通信社はNews Talk Florida紙を引用し、検察官によるとブリッジズは2019年に米軍に入隊したが、同じ年にテロリスト団体のプロパガンダにのめり込み、ソーシャルメディア上で自らの意見を主張し「コール・ゴンザレス」という偽名で過激派のネット掲示板上で交流を始めたと報じた。
そして、2020年9月、モロッコ諜報機関のおかげで本件が米国政府の目に留まったと同紙は付け加えた。
(後略)
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( 翻訳者:吉光奈々子 )
( 記事ID:50578 )