イラク:ISISによるテロ攻撃を受け当局が治安体制の改革を実施(1)
2021年01月23日付 Al-Nahar 紙
■イラク政府がISISによるテロ攻撃を受けて治安保障構造を改造
【ベイルート:本紙】
「イスラーム国」(ISIS)によって実施されたバグダードにおける血塗られた連続爆破の直後、イラクのムスタファー・カーズィミー首相は政府が新たな治安侵犯を許容しないことを強調し、同時にイラク軍は首都が安全であると述べた。また同首相は「木曜日、バグダード中心部タヤラーン広場の大衆市場で発生した爆破は違法行為であり、政府がその再発生を容認することはない」と述べ、「起こったことは早急に対処すべき不備の存在を示している」と付言した。さらに、政府は既に治安保障体制および軍事態勢の変更を実施しており、今後の課題に対する治安保障計画の策定に取り掛かっていることを明らかにした。
これに先立ちカーズィミー首相は木曜日、連続爆破の直後、それに関する議論を行うため、治安局の上級幹部らと緊急会議を開催していた。イラク軍の広報担当者によれば、首相は同会議の直後、軍および治安局の幹部らを解任した。
(2)に進む
この記事の原文はこちら
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:高橋英佑 )
( 記事ID:50582 )