ハムシ漁禁止、10日間延長「もう少し大きくなるまで待って」
2021年01月28日付 Hurriyet 紙
農業森林省は、黒海で漁獲されるハムシ(カタクチイワシ)の制限漁獲サイズを下回る個体の率が増えたことを受け、ハムシ漁を1月8日から10日間禁止した。
イスタンブルのボスフォラス海峡と黒海で禁漁が設定され、本紙はこれについて大々的に報じた。
農業森林省は、1月18日に終了した禁漁期間を10日延長した。昨日(1月27日)、漁業・水産業総局は、これまでに2回適用された商業目的のハムシ禁漁が2月7日まで延長されたことを明らかにした。延長の理由として、2回の禁漁期間中に、ハムシの個体数は回復が観測されたが、今のところ大多数のハムシが漁獲可能な最低体長を下回っており、魚肉量の増加が限られたものであることを挙げた。
■9cmまで厳格な追跡
来年以降もハムシ漁が持続可能な状態で行われ、ハムシ資源を保護するために延長された禁漁期間は、イスタンブルのボスフォラス全域と黒海、イスタンブルのサルイェル郡クムキョイのアスランブルヌからジョージア国境までの領海を範囲としている。3回延長された禁漁により、すべての漁具を用いた商業目的のハムシ漁は2月7日0時まで10日間禁止とされた。農業森林省に属するチームはこの期間、禁漁区域内のハムシを注意深く追う。ハムシの大きさにより、禁漁期間は再び変更されるだろう。農業森林省は、禁漁期間の終わる2月7日から漁期の最終日である4月15日まで9cmに満たないハムシの漁獲は認められないことを改めて強調した。
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( 翻訳者:小鉄礼子 )
( 記事ID:50586 )