シリア:東京オリンピックの銅メダリストアスアド選手にスポーツ勲章が授与される(1)
2021年08月08日付 その他 - Sana 紙
■東京オリンピックにおける銅メダル獲得を評価され、ウエイトリフティングのマアン・アスアド選手にスポーツ勲章が授与される
【ダマスカス:シリア国営通信】
東京オリンピックにおいて達成した業績や、最大級のスポーツイベントにおいてシリア国旗を掲げたことが評価され、今日、オリンピックのウエイトリフティング109kg超級の銅メダリストであるマアン・アスアド選手が表彰された。表彰式は、ダマスカスのジャラースポーツ都市で開催され、当局、スポーツ、メディアの関係者らの出席のもとで行われた。
シリア馬術連盟の名誉会長であるマナール・アサド氏は、マアン・アスアド選手に対しシリア・オリンピック委員会によって発行されたスポーツ勲章を授与した。同様に、アサド氏はアスアド選手と彼のトレーナーであるカイス・アスアドに対し、総合スポーツ連盟から送られる2,500万シリアポンド相当の報奨金を授与した。また、アスアド選手にはジャーナリスト連盟発行による盾が送られた。
アサド氏は、ウエイトリフティング選手であるアスアドが達成した業績の重要性を強調し、彼が同じく顕著な成果をあげた多くのアスリートたちに並んで、シリア人一人ひとりの心に喜びをもたらしたとの見解を述べた。また同氏は、とりわけシリアが目下直面している困難な状況において、東京オリンピックに最年少選手として出場したヒンド・ザーザー(卓球)がそうであったように、オリンピックに辿り着くまでアスリートたちが費やした多大な努力に対する感謝の意を述べた。さらに同氏は、シリア人アスリートたちが近い将来のうちに顕著な成果を実現することへの希望を表明した。
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( 翻訳者:木戸 皓平 )
( 記事ID:50591 )