シリア:バラの花束と家族の抱擁...シリアの英雄ヒンド・ザーザーの帰国式(1)
2021年08月01日付 その他 - Sana 紙


■バラの花束と家族の抱擁...シリアの英雄ヒンド・ザーザーの帰国式

【ダマスカス:シリア国営通信】

東京オリンピックに出場した後、日本の首都から帰国したシリアの卓球選手ヒンド・ザーザーは、ウマイヤド広場にある放送・テレビ総合局の前でバラの花束、家族からの抱擁、歓喜の叫びを受けとった。

弱冠12歳の少女はウマイヤド広場に到着した際、多くの家族、友人、同僚アスリート、そして国営メディアが自らを待ち受けていことを確認し、喜びの涙を抑えることができなかった。

彼女は言った。「この応援は、私の国をより良く代表し、輝かしいメダルを獲得することによって国際的な祝祭の場において国旗を高く掲げるため、さらなる努力を果たし、次なる選手権に向けて集中的に準備するという深い責任感を与えてくれました」。

娘が東京から帰国した際のザーザーの両親の喜びは、喜びという言葉で表せるものではなかった。娘がオリンピックにたどり着いたことに関する彼らの誇りは空へと響いた。

ザーザーの母親はSANA特派員への声明の中で、バッシャール・アサド大統領と大統領夫人による娘への応援に対し感謝を述べた。またザーザーが今後のオリンピックや次なる世界選手権において成果を出すことへの自信を表明した。

一方ザーザーの父親は、娘のオリンピックへの出場がそれ自体で功績であると述べた。また彼は自身の娘が来たるオリンピックにも強い意思によって出場し、求められるメダルを獲得するだろうと考えている。

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:50605 )