シリア:ラタキアの壁を彩る女性アーティストたち(2)
2021年02月16日付 その他 - Sana 紙


■ボランティア活動としてラタキアの壁を彩る絵画を描く女性アーティストたち

【ラタキア:シリア国営通信】

サルマーンさんは「我々の活動は先週、描いて色を付けることから始まった」と付け加えた。絵画活動は、細部や構成にこだわりながら、海や田舎の質素な生活といった美的要素に富んだ地元環境からインスピレーションを受けた描写に力点を置きつつ、完璧な形となるまで続けられるのだという。

ボランティアのマントゥーラ・アラーウッディーン・アミーン会長は以下のように説明した。「公園の外壁、園の内部に描かれた絵画は、公園内に活力や明るさを加えること、そして訪れる子どもたちの心に喜びを届けることを目的としており、無機質な白壁の代わりとなるだろう」。

ボランティアのマルヤム・ウスフーラさん(17)は、無邪気な子どもたちが公園に入って新しい絵に目を見にした時の、彼らの顔を彩る笑みを見る度、表現しようもない幸せに満ちた感情を覚える。マルヤムさんは「(私は)協会に所属し、造形アートの基礎やその様々な分野・技術を学んだ」と述べ、若いボランティアたちが描いた作品が子どもの想像力に対する刺激となり、彼らの勉学の励みとなることを示した。

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( 翻訳者:馬場響 )
( 記事ID:50690 )