トルコ大国民議会(TBMM)で気候変動および干ばつの調査と解決提案に向けた研究委員会が設立される。
今週のトルコ大国民議会で、気候変動と干ばつに関する研究と解決提案に向けた研究委員会の設立が計画されている。これに関して公正発展党(AKP)と、会派内の他の党からの案が議論される見込みである。また、議会では各研究委員会からの報告についても議論が続けられる。例として、ダウン症、自閉症およびその他の発達障害、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、脊髄性筋萎縮症(SMA)、デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)、 多発性硬化症(MS)への医療や、ハーブ植物の多様性保護に関して、議会内の研究委員会が作成した報告書について議論される。さらに、個人データ保護委員会のメンバーも選出される予定である。
■動物の権利に関する法案
公正発展党会派の副委員長オズレム・ゼンギン議員が進める動物の権利に関する法案も、今週の議会に提案書の形で提出される予定だ。この提案書には、ペット動物の放棄を防止するため、動物にチップを挿入すること、動物虐待・殺害に対する罪への罰則をトルコ刑法の枠組みに含めること、現行犯の場合、検察が職権により行動できること、現行犯以外の状況では捜査が警告となること、動物を捨てた者には2千トルコリラ(約2万9千円)罰金が科されること、ペットショップでの生体販売の禁止、ただし認可されたブリーダーで飼育された動物の販売を許可すること等の規制が含まれる。そのほかの議会での重要トピックとしてはスポーツ法が挙げられる。
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( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:50710 )